心理カウンセラーは男性でもなれる？成功のポイントやおすすめの資格を解説

心理カウンセラーは女性の仕事という漠然としたイメージをお持ちの方は多いかもしれません。しかし男性の心理カウンセラーを望むクライエントも多く、たくさんの男性が心理カウンセラーとして活躍しています。本記事では、男性が心理カウンセラーとして成功するためのポイントや、男性におすすめの資格をご紹介します。

心理カウンセラーは男性でもなれる？

以下の理由により、心理カウンセラーには男性でもなれます。

順番に解説しましょう。

性別によって有利・不利になることはない

性別によって資格や才能の難易度が変わることはありません。男性だからといって不利な扱いを受けることはなく、平等に資格が与えられ、採用されています。

男性でも心理カウンセラーとして活躍している人はいる

男性でも心理カウンセラーとして活躍している人は大勢います。精神科を想像すると男性医師を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。それと同様に、カウンセラーとして活躍する男性は決して少なくありません。

男性カウンセラーを希望するクライエントも多い

思春期の男の子や若い男性の場合、悩みを女性に打ち明けにくいと考える人も多くいます。クライエント側から男性カウンセラーを希望するケースも多く、職場において一定の需要があるのです。

男性の心理カウンセラーがあまり多くない理由

男性の心理カウンセラーがあまり多くない理由としては、以下の2点が考えられます。

順番にチェックしてみましょう。

物事の考え方・感じ方の違い

一般論として、男性ほど物事を理論的にとらえ、女性ほど感情や感覚を大切にするといわれています。心理カウンセラーは傾聴する仕事であり、カウンセラーの主観を押し付けることはありません。「結論を早く出したい」「背中を押すアドバイスがしたい」と考える男性にとって、心理カウンセラーはあまり相性のよい仕事とはいえないのです。

心理カウンセラーという仕事の安定性

心理カウンセラーは将来性のある仕事ですが、現状では正社員として採用される人は少数派です。男性は経済的責任が重く、安定性の高い仕事を選ばざるを得ないケースが目立ちます。現実的な問題として、興味を持っていても心理カウンセラーになれない男性も多いのでしょう。

男性が心理カウンセラーを目指す際のポイント

男性が心理カウンセラーを目指す際は、以下のポイントを意識するとうまくいきます。

それぞれわかりやすく解説しましょう。

目標・キャリアプランを明確にたてる

目標・キャリアプランを明確にすることが大切です。心理カウンセラーが活躍する場はさまざまですが、業種によって求められる資格の種類が異なります。どの業種で働きたいのかを明確にすることで、採用から逆算した資格を取得しやすくなります。

専門知識・スキルを磨く

専門知識やスキルを磨きましょう。心理学に関するオーソドックスな知識だけでは、就職・転職に生かすことは困難です。しかし、ストレスに関する知識や児童心理など、心理学に関連するその他の知識を深めることで、企業にとって魅力的な人材になれるでしょう。

働きながら資格を取得するのもおすすめ

いまの仕事を続けたまま資格を取得するのもおすすめです。転職するだけでなく、社内で心理カウンセラーに転身できる可能性も生まれます。仮に心理カウンセラーになれなくても、心理学は部下や取引先との接し方に生かすこともできますから、社内で地位を向上させる武器になる場合もあるのです。

心理カウンセラーを目指す男性におすすめの資格

心理カウンセラーを目指す男性には、以下の5つの資格をおすすめします。

資格の概要をチェックしてみましょう。

公認心理師

心理カウンセラー資格のなかで唯一の国家資格が公認心理師です。

【公認心理師の概要表】

国家資格ということもあり、高い権威性を持ちます。年齢次第では公務員としての採用も見込めるため、安定性を求める男性に適した資格です。

臨床心理士

臨床心理士も権威性の高い資格で、幅広い業種を就職先の候補にできます。

【臨床心理士の概要表】

臨床心理士の資格を取得すると、主に医療分野で活躍できます。高度なカウンセリング技術を持つことを証明できるため、需要の高さに期待できるでしょう。

認定心理士

心理学を大学・専門学校で学び、修了していることを証明する資格です。

【認定心理士の概要表】

所定の科目を履修し、単位を取得することで自動的に資格取得の権利を得られます。日本心理学会に申請し、審査を通過すれば資格を取れるため、該当する科目を履修した場合は取得しておきましょう。

メンタル士心理カウンセラー®

心理学全般の知識を持ち、とくにストレスへの対処法を熟知している人に与えられる資格です。

【メンタル士心理カウンセラー®の概要表】

認定講座には通常講座とスペシャル講座の2種類があります。スペシャル講座を受講すると、修了時点で資格試験が免除されるため、確実かつ速やかに心理カウンセラー資格を取りたい方はこの資格を選びましょう。

プロフェッショナル心理カウンセラー

一般と上級の2種類が用意されており、上級は国家資格相当の難易度として扱われます。

【プロフェッショナル心理カウンセラーの概要表】

ただし履修プログラムが長く、一般で242時間、上級は1,280時間履修しなければなりません。会社員の方にとって取得が難しい資格ですが、心理カウンセラーとして高いレベルにあることは証明できます。

まとめ

男性でも心理カウンセラーを目指すことは可能です。男性を希望するクライエントも多く、資格試験や採用の局面で性別が結果を左右することはほぼありません。たとえ心理カウンセラーになれなくても、社内で心理学の知識を生かしながらステップアップを目指すことはできるため、心理カウンセラー資格の取得は男性にもおすすめできます。

実際に心理カウンセラーを目指したい方におすすめの通信講座2選

今回は初心者でも在宅でプロの心理カウンセラーを目指せるおすすめの資格通信講座を二つご紹介します。

①「あなたに最適な資格が13種類から見つかる」諒設計アーキテクトラーニング

心理カウンセラーに関する13種類もの資格取得が可能なため、カウンセリングの方向性が明確な方におすすめの講座です。 例えば、子どもや夫婦・家族を相手にした心理カウンセラー資格など対象者に合わせた資格取得講座から、音楽療法が学べるメンタル心理ミュージックアドバイザーなどのカウンセリング方法が異なる資格講座まで幅広く選択することが可能です。 また、試験免除講座や個別指導も準備されているので忙しい方やしっかり学びたい方でも安心して受講できます。

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心理カウンセラー資格の一覧

②「女性のための資格通信講座」SARAスクール

日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)や日本インストラクター技術協会(JIA)認定校のこちらは、『すべての女性は輝ける』をテーマにした”女性のための資格通信講座”で、 心理カウンセラーを目指す女性におすすめです。 また、心理カウンセラー資格では講座を受講し課題を提出するだけで資格取得が可能というプランもあり、安心して受講できるのも魅力の一つ。 完全在宅のみで最短1か月で2つの心理カウンセラー資格が同時に取得できるため、仕事や家事・育児に忙しい方でも取得しやすい環境になっています。

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