心理カウンセラーは高卒でもなれる?目指す方法や注意点、おすすめ資格をご紹介

心理カウンセラー 高卒

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心理カウンセラーに高卒でもなれるのか気になる方は多いでしょう。結論として、高卒でも心理カウンセラーを目指せますが、なかには高卒では受験資格が満たせない資格もあります。本記事では、高卒で心理カウンセラーを目指す具体的な方法や注意点、そしておすすめの資格を合計9種類ご紹介します。

心理カウンセラーは高卒でも目指せる

結論として、心理カウンセラーは高卒でも目指せる職業です。心理カウンセラーに必須資格はありませんが、現実的には資格を取得して、実務経験を積みながら就職を目指す必要があります。高卒でも取得できる専門的な民間資格は多いので、希望する業種から重宝される資格取得を目指すことが、心理カウンセラーとして就職する近道です。

高卒で心理カウンセラーを目指す方法

高卒で心理カウンセラーを目指すには?

高卒で心理カウンセラーを目指す方法は大きく4つにわかれます。

<高卒で心理カウンセラーを目指す方法>

  1. 資格取得のための講座を受ける
  2. 心理学が学べる通信制大学に入学する
  3. 心理学が学べる大学(短期大学)や専門学校に入学する
  4. 独学する

心理カウンセラーとして働くまでの流れを、メリット・注意点を交えながら解説しましょう。

①資格取得のための講座を受ける

働きながら資格取得を目指すならば、通信講座の受講がおすすめです。テキストやDVDなどの教材を使って自宅で学びながら心理学の知識を身につけます。なかには自宅で資格試験に参加できるものもあり、もっとも気軽に心理カウンセラーとして活躍するための資格が手に入る勉強法です。

②心理学が学べる通信制大学に入学する

通信使の大学に入学する手もあります。心理学を専攻できる通信制大学ならば、卒業した際に全日制の4年制大学の卒業と同等の実績があることが認められます。時間の都合などで全日制大学に通えない場合は、通信制大学に入学することも検討しましょう。

③心理学が学べる大学(短期大学)や専門学校に入学する

4年制大学への入学が難しい場合におすすめです。短期大学や専門学校は最短2年で卒業できますから、4年制大学と比べると就職までの期間を半減させられます。また、学費に関しても4年制大学と比べて安く済ませることができます。

④独学する

以下の方法で独学し、資格試験に備えてもよいでしょう。

<独学の方法>

  • 本や参考書で学習する
  • セミナーや講習会に参加する
  • 関連する仕事に就いて実務経験を積む

心理カウンセラーに関連する資格のなかには、実務経験を積むことによって学校へ通わなくても受験資格を満たせるものもあります。また、実務経験を持つ人は即戦力とみなされやすいため、就職や転職時に有利に働く可能性もあるでしょう。

高卒で心理カウンセラーを目指す際の注意点

資格の勉強をしている参考書とペンとノート

高卒で心理カウンセラーを目指す際の注意点は以下の2つです。

<高卒で心理カウンセラーを目指す際の注意点>

  • 高卒では受験資格が満たせない資格もある
  • 難易度の低い民間資格のみでは、就職先を見つけにくい

それぞれを簡潔にご紹介します。

高卒では受験資格が満たせない資格もある

一部の資格は大学や大学院を卒業しなければ受験資格を満たせません。「公認心理師」や「臨床心理士」「認定心理士」が代表的な例です。これらの資格は、教育機関や医療機関の採用条件となることが多いため注意しましょう。

難易度の低い民間資格のみでは、就職先を見つけにくい

難易度の低い民間資格だけでは、心理カウンセラーとして就職先を見つけるための武器にしにくいこともデメリットです。就職を有利に進めるためには、複数の資格を取得したり、難易度の高い資格を取得したりする必要があります。

高卒で取得できるおすすめ資格6選

心理カウンセラーによるカウンセリング

高卒で取得できる心理カウンセラー関連の資格としておすすめできるのは以下の6つです。

<高卒で取得できるおすすめ資格6選>

  • メンタル士心理カウンセラー®
  • プロフェッショナル心理カウンセラー
  • キャリアカウンセラー
  • 教育カウンセラー
  • 行動心理士
  • 産業カウンセラー

資格の概要や、取得後に就職しやすい業種などをご紹介します。

メンタル士心理カウンセラー®

心理学全般の知識を持ち、とりわけストレスに関する知識が豊富であることを示せる資格です。

【メンタル士心理カウンセラー®の概要表】

認定団体日本メディカル心理セラピー協会
独学可能
取得方法試験において70%以上の評価を獲得する
学習時間の目安約2ヶ月間
更新の有無なし
資格が生かせる場所医療、教育、福祉、一般企業など

多くの資格に受験資格が設けられていますが、この資格は誰でも自由に受験できます。あらゆる業種にストレスを抱えながら過ごしている人がいるため、活躍できる場は医療から教育、福祉、一般企業までさまざまです。

プロフェッショナル心理カウンセラー

全国心理業連合会(全心連)が実施している民間資格です。

【プロフェッショナル心理カウンセラーの概要表】

認定団体全国心理業連合会
独学通信で認定講座を修了すれば可能
取得方法・認定教育機関で履修プログラムを修了する
・全心連による資格試験に合格する
学習時間の目安約3ヶ月間
※一般の場合
更新の有無なし
資格が生かせる場所医療、福祉、教育、産業、一般企業、司法など

試験のレベルは「一般」と「上級」にわかれ、上級は国家資格相当と評価されます。試験においては法律などの知識も求められるため、合格者の評価は高く、医療から司法分野までさまざまな業種で活躍するチャンスがあるでしょう。

キャリアカウンセラー

カウンセリングなどを担当しながら、個人のキャリア形成に深く関われる能力を示せる資格です。

【キャリアカウンセラーの概要表】

認定団体日本能力開発推進協会
独学通信で認定講座を修了すれば可能
取得方法・協会指定の認定教育機関等のカリキュラムを修了すること
・カリキュラム修了後、資格試験に合格すること
学習時間の目安約1~2ヶ月
更新の有無なし
資格が生かせる場所教育、一般企業など

取得するためには「人事労務管理」「労働法規」など、就労に関連する法律や知識の勉強が必要です。会社法などに精通した人材といて認められるため、一般企業の人事部のほか、教育機関でも採用されることがあります。

教育カウンセラー

学級運営に関する知識を持つことを証明できます。

【教育カウンセラーの概要表】

認定団体日本教育カウンセラー協会
独学通信で認定講座を修了し、一定の実務経験があれば可能
取得方法・教育カウンセラー養成講座等を修了している
・相談・援助に関する実践歴が2年以上あるなど
※初級の場合
学習時間の目安
更新の有無7年ごとに必要
資格が生かせる場所教育

就職先は原則として学校などの教育現場なので、子どもに関わる仕事がしたい人は取得を目指しましょう。ただし、採用条件に実務経験が含まれるため、パート・アルバイトなどで相談や支援に関する仕事に一定期間携わらなければなりません。

行動心理士

行動心理学を生かした心理カウンセリングが可能であることを示す資格です。

【行動心理士の概要表】

認定団体日本能力開発推進協会
独学通信で認定講座を修了すれば可能
取得方法・協会指定の認定教育機関等のカリキュラムを修了すること
・カリキュラム修了後、資格試験に合格すること
学習時間の目安約4ヶ月
更新の有無なし
資格が生かせる場所福祉、教育、一般企業、司法、研究など

行動心理学は、他者の行動のほか自分自身の言動も分析できる学問です。特殊性が高く、研究機関や大学職員として勤務する人もいます。

産業カウンセラー

仕事に関する悩みを抱える社員やその家族のカウンセリングを行い、メンタルケアなどを実施する能力を示せる資格です。

【産業カウンセラーの概要表】

認定団体日本産業カウンセラー協会
独学可能
取得方法・協会が実施する養成講座を修了すること
もしくは
・大学院等で心理学を学んでいること
または
・4年制大学の卒業者であり、指定単位を取得していること
学習時間の目安約1ヶ月間
更新の有無なし
資格が生かせる場所一般企業

パワハラ・セクハラなどの問題により心に傷を負った人や、リストラの対象となった人のメンタルケアなどを担当します。一般企業の相談室などから求められることが多い資格です。

大学(短期大学)や専門学校に通った人が取得できるおすすめ資格3選

カウンセラー

大学や専門学校に通わなければ取得できない資格として、代表的なものは以下の3つです。

<大学(短期大学)や専門学校に通った人が取得できるおすすめ資格3選>

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 認定心理士

こちらも詳細を知っておきましょう。

公認心理師

現時点では心理職として唯一の国家資格です。

【公認心理師の概要表】

認定団体厚生労働省
独学不可能
取得方法4年制大学もしくは大学院において必要な科目を履修していることなど
学習時間の目安約4〜5ヶ月
更新の有無なし
資格が生かせる場所医療、福祉、教育現場、企業、司法など

もっとも権威性が高い資格であり、4年制大学や大学院を卒業しなければ受験資格を満たせません。民間資格と比べて就職できる確率が大幅に上がり、職場の候補も医療や教育、司法分野までさまざまです。

臨床心理士

精神疾患が見られる人に対してもカウンセリングを行えるほどの高い能力を持つことを示せる資格です。

【臨床心理士の概要表】

認定団体日本臨床心理士資格認定協会
独学不可能
取得方法指定大学院を修了し、所定の条件を満たすことなど
学習時間の目安1~2ヶ月程度
更新の有無5年ごとに必要
資格が生かせる場所医療、教育、福祉、一般企業、司法など

高度な技術と豊富な知識を持つ心理カウンセラーとして評価されます。そのため就職先の候補も多く、医療機関や福祉施設、司法分野への就職も見込めます。

認定心理士

大学や大学院で心理学を専攻し、十分な学習機会を得たことを証明する資格です。

【認定心理士の概要表】

認定団体日本心理学会
独学不可能
取得方法4年制大学もしくは大学院で所定科目を履修し、必要単位を取得する
学習時間の目安
更新の有無なし
資格が生かせる場所教育、福祉、産業など

資格試験を受験する必要はなく、条件を満たしている人は審査を受けるだけで資格を受け取れます。上記2つの資格と比べるとやや権威性が下がりますが、教育・福祉分野への就職のほか、産業カウンセラーとして活躍するチャンスもあるでしょう。

まとめ

結論として、心理カウンセラーは高卒でも目指せる資格です。ただし、就職するためには民間資格の取得が事実上必須ですから、希望する業種から求められる資格の取得を目指しましょう。また、受験資格に「大卒」「大学院卒」が含まれる資格がいくつかあるため、それらの資格取得を希望している場合は要注意です。

実際に心理カウンセラーを目指したい方におすすめの通信講座2選

今回は初心者でも在宅でプロの心理カウンセラーを目指せるおすすめの資格通信講座を二つご紹介します。

①「あなたに最適な資格が13種類から見つかる」諒設計アーキテクトラーニング

心理カウンセラーに関する13種類もの資格取得が可能なため、カウンセリングの方向性が明確な方におすすめの講座です。 例えば、子どもや夫婦・家族を相手にした心理カウンセラー資格など対象者に合わせた資格取得講座から、音楽療法が学べるメンタル心理ミュージックアドバイザーなどのカウンセリング方法が異なる資格講座まで幅広く選択することが可能です。 また、試験免除講座や個別指導も準備されているので忙しい方やしっかり学びたい方でも安心して受講できます。

▼詳しくはコチラをクリック
心理カウンセラー資格の一覧

②「女性のための資格通信講座」SARAスクール

日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)や日本インストラクター技術協会(JIA)認定校のこちらは、『すべての女性は輝ける』をテーマにした”女性のための資格通信講座”で、 心理カウンセラーを目指す女性におすすめです。 また、心理カウンセラー資格では講座を受講し課題を提出するだけで資格取得が可能というプランもあり、安心して受講できるのも魅力の一つ。 完全在宅のみで最短1か月で2つの心理カウンセラー資格が同時に取得できるため、仕事や家事・育児に忙しい方でも取得しやすい環境になっています。

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心理カウンセラー資格の通信教育講座

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