テレビやCMなどで芸能人の服やアクセサリーをコーディネートするのが、メディアスタイリストの主な仕事です。
衣装のレンタルや管理、クライアントとの打ち合わせなど、裏方の仕事も少なくありません。
一般的にはアシスタントとして経験を積み、スキルが認められるとスタイリストになれます。
年収は事務所の規模にもよりますが、200万円〜500万円が一般的です。
実績を積んでフリーランスになった場合は、さらなる高収入も期待できます。
一般客のスタイリングをするのが、パーソナルスタイリストです。
仕事内容は婚活や恋活などでパーティに着ていく服をアドバイスしたり、自宅にある洋服でコーディネートのアドバイスをしたりするなど、多岐に渡ります。
メディアスタイリストを経て、フリーランスで活動している人も多いです。
年収はサービスメニューの設定や稼働時間によって異なりますが、200万円から400万円程度といえるでしょう。
スタイリストの知識は、スタイリストになりたい人やおしゃれになりたい人に対して、カルチャースクールや自宅開業で講師をする際にも活用できます。
仕事内容は座学や実践を通じて、生徒達にスタイリストの基礎知識を伝えるというものです。
実際に洋服のスタイリングにアドバイスをする機会も多く、スタイリストの知識に加えて、相手にわかりやすく説明するスキルも求められます。
カルチャースクールに勤務する場合は、地域や講座の開催件数に左右されるものの、450万円前後が多いです。
個人開業になると、自分で講座の回数や月謝を決定できるため、さらに高収入も期待できます。
ファッション色彩能力検定資格は、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が運営する資格です。
色彩知識を問う資格のため、スタイリストだけでなくファッション関係に興味のある人が多く取得しています。
服飾士資格は、日本インストラクター技術協会(JIA)が主催する服飾士の知識を証明できる資格です。
JIAでは、教える力を証明する資格を多く発行していて、服飾士資格は着こなし方や服の歴史などを教える講師をする際に役立てられます。
ファッションデザイナー資格は、日本デザインプランナー協会(JDP)が運営している資格です。
JDPはデザイン技術に関連する資格が多く、 ファッションデザイナーもファッション・カラーデザインの資格に関連する資格の1つとして発行されています。
スタイリストの講師やパーソナルスタイリストとして働きたいと考えている人には、「服飾士資格」が適しています。
資格の内容は、色使いやデザイン、服の歴史など基本的な服飾の知識が求められます。
スタイリストとして、服飾がどのような役割を持っているのか、説明できるようになりたい人にもおすすめです。
以下は日本インストラクター技術協会(JIA)が行う、服飾士資格試験の内容です。
受験料 | 10,000円(税込) |
---|---|
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | 協会の公式サイトの資格ページから |
また試験日程についても、ご紹介します。
資格検定試験 | 2ヶ月に1回開催(2,4,6,8,10,12の1年に6回) |
---|---|
申込期間 | 該当月の1ヶ月前の初日から末日まで 例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで |
試験期間 | 該当月の20日から25日の6日間 |
答案提出期限 | 該当月の30日必着(2月のみ28日) |
合格発表 | 翌々月の10日 |
試験は年6回行われ、試験会場に赴く必要はありません。
試験は在宅で受験のうえ、期日までに協会に郵送で解答用紙を提出します。
合格発表は、翌々月の10日に行われます。
メディアスタイリストやパーソナルスタイリストを目指す人には、「ファッションデザイナー資格」がおすすめです。
ファッションの名前や機能面などが問われるため、スタイリスト以外に加えてデザイン関係の仕事にも興味のある人にも選ばれています。
ファッションの機能面についても基礎知識が身につくため、講師活動にも役立つでしょう。
以下は、協会が行うファッションデザイナー資格試験の内容です。
受験料 | 10,000円(税込) |
---|---|
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | 協会の公式サイトの資格ページから |
また、試験日程を以下にご紹介します。
資格検定試験 | 2ヶ月に1回開催(2,4,6,8,10,12の1年に6回) |
---|---|
申込期間 | 該当月の1ヶ月前の初日から末日まで 例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで |
試験期間 | 該当月の20日から25日の6日間 |
答案提出期限 | 該当月の30日必着(2月のみ28日) |
合格発表 | 翌々月の10日 |
申し込みは協会の公式サイトページから行い、受験料は試験問題が送付される際に代金引換で行います。
受験を希望する人は、受験したい月の1ヶ月前から申込みを受け付けているため、忘れず申込みをしておきましょう。
試験結果は協会のマイページにて確認できるうえ、合格後は資格認定証・認定カードの発行も可能です。
諒設計アーキテクトラーニングの「ファッションデザイナーW資格取得講座」は、服飾士とファッションデザイナー資格を0から学習できる講座で、2種類のコースが用意されています。
卒業課題の提出により、資格免除で確実に2資格取得可能なコースもあります。
他にも自分のペースで学習できるコースも用意されていて、自分の考え方で選べる点が魅力的です。
基本講座の内容を、見ていきましょう。
対象となる資格 | ・服飾士 ・ファッションデザイナー |
---|---|
受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
教材はプロのスタイリストが監修した内容で、初心者でも安心だと評判です。
費用を抑えて合格を目指したい人や試験を受験して、資格取得を目指したい人から選ばれています。
分割払いにも対応しているため、一括で払う予算がない人にもおすすめです。
1日30分の学習を続けると、半年後には試験合格を目指せるレベルまで進みます。
スペシャル講座の内容は、以下のとおりです。
対象となる資格 | ・服飾士 ・ファッションデザイナー |
---|---|
受講料 | 79,800円 分割: 3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
テキストや添削の内容は基本講座と同じですが、スペシャル講座には提出すると試験免除で資格が取得できる卒業課題が付いています。
受講料は基本講座より高いですが、分割払いを利用すると手元にまとまったお金がなくても利用しやすいです。
元から服飾士とファッションデザイナーの資格を両方受験する予定の人には、コスパのよいコースと言えるでしょう。
SARAスクールジャパンでは「スタイリスト資格取得講座」の中に、服飾士とファッションデザイナーに関連する内容があります。
SARAスクールジャパンも、基本コースとプラチナコースの2種類のコースが用意されています。
基本コースの内容は、以下のとおりです。
対象となる資格 | ・服飾士 ・ファッションデザイナー |
---|---|
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短3ヶ月 |
添削回数 | 10回 |
基本コースは1日30分の勉強をすると6ヶ月程度で試験合格が目指せ、最短でも3ヶ月で試験に挑戦できます。
10回の添削では、理解が進むようにプロによる指導を受けられます。
テキストの内容もプロが監修しているため、効率よく試験対策ができるでしょう。
質問しやすい環境も整えられているため、初心者でも学習しやすいです。
試験を受験したい人や予算を抑えたい人は、基本コースを利用してみるとよいでしょう。
続いてプラチナコースについて、ご紹介します。
対象となる資格 | ・服飾士 ・ファッションデザイナー |
---|---|
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短1ヶ月 |
添削回数 | 10回+卒業課題1回(資格試験免除) |
プラチナコースは、卒業課題を決められた期限内に提出すると、確実に資格取得ができる内容です。
最短1ヶ月で2つの資格が取得できるため、協会の試験を受けるよりも早く資格取得が目指せます。
テキストや添削も基本コースと同じくわかりやすい内容となっていて、スタイリストの仕事に役立つ知識が身につきます。
費用は掛かりますが、メリットが大きいコースであるため、受験を検討する価値は十分あるでしょう。