それぞれの活動内容と年収を詳しく説明します。
インテリアデザイナーが活躍できる場所として「建築設計事務所」があります。
仕事内容の幅は広く、大手の設計事務所になると、建物の設計から監修、インテリアデザインまで一通り行うような大きなプロジェクトを請け負うこともあるでしょう。
幅広い知識や体力も必要になってきますが、インテリアデザイナーの需要も高く様々な経験が積めるので、独立を考えている人であればおすすめの職場です。
所属年数や事務所の規模によって変わってくるようですが、年収は300万~600万程度になります。
住宅設備メーカーとは、キッチンや浴室、空調設備、トイレなど住宅に関わる設備を製造しているメーカーのことです。
住宅設備のデザインや素材、色などを決めるのが主な仕事になるでしょう。
また、お客様がイメージしやすいように、カタログ掲載の仕方などを考える場合もあります。
住宅設備メーカーでの年収はメーカーによって異なりますが、390万~600万程度のところが多いようです。
ハウスメーカーや不動産関係での仕事は、新居を建てる際や部屋に入居する際に内装の提案を行います。
壁紙の色から床、キッチン、カーテンレール、ドア、水回り、家電の位置などお客様と相談しあいながら住宅を完成させていく仕事になります。
営業担当者や設計担当者ともやり取りを行うので、社内でのコミュニケーションも重要になるでしょう。
ハウスメーカーの年収はメーカーによって異なりますが、400万~600万になる場合が多いようです。
インテリアデザイナーとして実力が備わっているのであれば、個人での活動も可能です。
仕事内容としては、設計事務所のように建物の設計やインテリアデザインを行っていくことになります。
自分自身で営業やスケジュール管理などを行うため、いきなり未経験者では難しいです。
個人で活動するのであれば、まずは設計事務所などで経験を積んでから独立すると良いでしょう。
年収は400万〜1,000万と幅が広くなります。
理由としては仕事が取れなければ稼げないこともあり、逆に実力があり依頼が続々とくる場合は年収2,000万も行く人もいるためです。
収入アップを考えている方は、インテリアデザイナーとして独立することを目指すのもありでしょう。
まず一つ目は「デザイナーとしてのセンスが認められる」ことです。
インテリアデザイナーは知識だけでなく、自分のセンスを活かせる職業でもあります。
流行りのインテリアを取り入れたり、海外風のインテリアにできたり、自分のアイディアやセンスを取り入れることもできます。
こうした自分独自のアイディアやセンスを取り入れられるのは、デザイナーだからこそできることです。
2つ目は「プロジェクトをやり遂げる充実感」になります。
プロジェクトによっては、何カ月もかけて進行していくものもあります。
時間や手間をかけて力を注いで来たプロジェクトだからこそ、達成感を得られることが多いでしょう。
時間をかけて努力していくことにより、自分自身を大きく成長させられる仕事です。
また、クライアントからも感謝されることが多く、長く付きあっていける関係も築きやすくなります。
3つ目は「多くの人たちと関わりあい協力しあえる」ことです。
インテリアデザイナーの仕事は建築士や大工、設計士、現場監督の人たちと関わりながら進めていくことが多くあります。
周りの人と協力しあいながら進めることが好きな人には、向いている職業です。
時には意見の食い違いや衝突が起こる場合もあります。
しかし、本気で向きあっているからこその人間関係を作っていけます。
多くの人たちと関わりあうことで自分の成長も感じられるため、やりがいのある仕事となるでしょう。
それぞれの資格について詳しく説明します。
建築業界では最も有名な資格で、国家資格です。
建築士の試験を受けるためには実務経験もしくは4年生大学、短大、専門学校など専門教育を受ける必要があります。
信頼性も非常に高い資格にはなりますが、受験の段階で実務経験もしくは大学や専門の学校を卒業している必要があるため、かなり難易度は高いでしょう。
公益財団法人建築技術教育普及センターが主催する民間資格です。
試験は年に一度、学科試験と設計製図試験の2種類で構成されています。
まずは学科試験を受け、そこで合格した人が設計製図試験に臨めます。
設計図になれていない人がいきなり設計図を書くのは、難易度が高いです。
できれば、体系的なカリキュラムが組まれた専門学校などに通い、勉強したほうが良いでしょう。
日本デザインプランナー協会が主催する民間資格です。
受験資格は実務経験、学歴は必要はなく、誰でも受験が可能。
家具や照明などのインテリアに関する商品知識の他、販売や技術等に関して幅広い基礎知識が問われます。
インテリアデザイナーを目指したいけれど、実務経験がないという人でもチャレンジできる資格です。
日本デザインプランナー協会が主催する民間資格です。
現在インテリア業界や建築関係で働いている方にも、もちろんおすすめですが、最近インテリアに興味を覚えて勉強を始めてみたいという方に人気の資格です。
こちらも受験資格は不問のため、専門学校や大学を卒業していなくても受験が可能。
実務経験がない初心者の方に、チャレンジして欲しい資格になります。
インテリアに関する商品知識や販売技術、インテリアデザイナーとしての理解力や表現力が問われる資格になります。
すでに建築関係の会社に勤めている方にも、これからハウスメーカーや住宅設備メーカーで働きたいと考えている初心者の方にも「インテリアデザイナー資格」はおすすめです。
インテリアデザイナーの資格試験の内容は、以下の通りです。
受験料 | 10,000円(消費税込み) |
---|---|
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
申込方法 | インターネットからの申し込み |
試験の日程については以下の通りになります。
資格検定試験 | 年に6回開催 2月、4月、6月、8月、10月、12月 |
---|---|
申込期間 | 試験実施月の1カ月前(1日~末日まで) 例:12月開催の試験に申し込む場合11月1日~30日までに申し込む |
試験期間 | 実施月20日~25日(期間6日間の間に受験すること) |
答案提出期限 | 実施月の30日まで(2月のみ28日まで) |
合格発表 | 実施月の2カ月後10日 例:12月に受験の場合2月10日が発表日 |
試験の開催回数は、年に6回です。
申し込みはインターネットから可能で、試験実施日の前月1日~末日までに申し込むようにしましょう。
インテリアアドバイザーとしての知識・技術とそれを実務で活用できる技能を有していることを認定する資格です。
インテリアに関しての熱意や理解度が伝わるため、インテリア業界への就職や転職に役に立つでしょう。
また、将来的に独立や講師活動を考えている方も取得しておいて損はない資格だと言えます。
試験の概要については、以下の通りになります。
受験料 | 10,000円(消費税込み) |
---|---|
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
申込方法 | インターネットからの申し込み |
以下が試験の日程です。
資格検定試験 | 年に6回開催 2月、4月、6月、8月、10月、12月 |
---|---|
申込期間 | 試験実施月の1カ月前(1日~末日まで) 例:12月開催の試験に申し込む場合11月1日~30日までに申し込む |
試験期間 | 実施月20日~25日(期間6日間の間に受験すること) |
答案提出期限 | 実施月の30日まで(2月のみ28日まで) |
合格発表 | 実施月の2カ月後10日 例:12月に受験の場合2月10日が発表日 |
諒設計アーキテクトラーニングでは、「インテリアデザイナー資格」「インテリアアドバイザー資格」の2つの資格が同時に取得できます。
在宅で勉強できるうえに、最短2カ月で取得可能です。
ゆっくり勉強しても6カ月で卒業できるので、忙しい人にもおすすめ。
講座は2種類「基本講座」と「スペシャル講座」があります。
基本講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | インテリアデザイナー インテリアアドバイザー |
---|---|
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6カ月 (最短2カ月) |
添削回数 | 添削5回 試験に合格で2つの資格取得可能 |
スペシャル講座の講座は以下の通りです。
対象となる資格 | インテリアデザイナー インテリアアドバイザー |
---|---|
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6カ月 (最短2カ月) |
添削回数 | 添削5回+卒業課題1回 試験免除で2つの資格取得 |
スペシャル講座の場合、2つの資格が試験免除で取得できるので確実に資格取得したい人におすすめです。
なるべく費用を抑えたい人は、基本講座にしても良いでしょう。
SARAスクールジャパンでも「インテリアデザイナー資格」と「インテリアアドバイザー資格」の2つの資格が取得可能です。
こちらも「基礎コース」と「プラチナコース」の2つのコースがあります。
基礎コースの内容は以下の通りです。
対象となる資格 | インテリアデザイナー インテリアアドバイザー |
---|---|
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6カ月 (最短2カ月) |
添削回数 | 添削5回 試験に合格で2つの資格取得可能 |
プラチナコースの内容は以下になります。
対象となる資格 | インテリアデザイナー インテリアアドバイザー |
---|---|
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6カ月 (最短2カ月) |
添削回数 | 添削5回+卒業課題1回 試験免除で2つの資格取得 |
プラチナコースの場合、試験免除で「インテリアデザイナー資格」と「インテリアアドバイザー資格」の資格が取得可能です。
費用を抑えたいのなら、基礎コースにするのも良いでしょう。
初心者からでも、インテリアデザイナーを目指せる通信講座となっています。