文字を美しく魅せてくれるカリグラフィーは、結婚式や華やかなパーティーなど、特別な場所に用いるご案内状等のペーパーアイテムに重宝されるスキルです。
また、カリグラフィーで書かれたウェルカムボードも、大変喜ばれるアイテムでしょう。
海外では、カリグラフィーを使った招待状は非常にポピュラーです。
ブライダル関係の方は、カリグラフィーはスキルアップのひとつとなります。
ウェディングプランナーなどとして仕事に従事している場合、平均年収は280万円〜400万円前後です。
お店やロゴのデザインや表記なども、カリグラフィーの手法は多くの場所で利用できます。
おしゃれなロゴや既存のフォントなどではできないオリジナリティ溢れるものを作りたい場合に、カリグラフィーの知識やスキルは大いに役立ちます。
デザイナーにはさまざまなジャンルがありますが、カリグラファーの知識が活かせるグラフィックデザイナーなどの場合、平均年収は410万円前後が平均です。
美しい線や文字の曲線を活かし、イラストや絵と組み合わせてアートやデザインに組み込んでいけるのもカリグラフィーの特徴です。
カリグラフィーのフォントを、イラストや絵の雰囲気に合わせて変えるだけでイメージにも変化が現れ、いろいろなアートやデザインに活かせるでしょう。
カリグラフィーは趣味として学びたい方の需要も多く、地域施設や自宅の一室をスクールにするなどで活動が可能です。
カリグラフィーの資格と知識は、教える立場の講師としての活動に役立ちます。
講師活動を主軸として活動している人もいる一方で、副業で講師活動している方もいます。
単発で開催される講座も人気がありますし、定期開催であれば一定の収入も見込めるでしょう。
講座の開講方法などにもよりますが、カルチャースクール講師の平均年収は、450万円前後が相場です。
スキルや技術を販売できるサイトやSNSを介して、オリジナル品やオーダー品の作成を請け負う作家活動をしている方も多くいます。
カリグラフィーの技術は、誕生日ボードやウエディングボード、命名ボードなどの特別な物を作りたいといったニーズに答えられます。
ハンドメイドの世界では月5万円の売り上げで「売れっ子作家」となる厳しい世界でもあります。
受注方法や販売方法次第で、年収は大きく左右するでしょう。
個人取引ですので、顧客の満足度や口コミが人気に繋がり、自信ややりがいを感じられる仕事です。
日本デザインプランナー協会(JDP)が認定している資格です。
カリグラフィーの基礎知識はもちろん、書き方や使用する道具、カリグラフィーを書くための専門用語などの知識が証明されます。
日本インストラクター技術協会(JIA)が認定している資格です。
カリグラフィーで使うフォントの種類や、書き方はもちろん、上達するためのコツや練習方法などカリグラフィーに関する一通りの知識が証明されます。
資格取得後は、スクール講師として活動できます。
日本カリグラフスクール(JCS)が認定している資格です。
日本におけるカリグラファーの普及に尽力したスクールなので、カリグラフィー専門スクールの中でもトップクラスの規模を有しています。
カリグラファーの幅広いニーズに対応できるよう、多数の講座があり、資格取得には指定口座の受講が必要です。
一般社団法人日本モダンカリグラフィー協会(JMCA)が認定している資格です。
モダンカリグラフィーを主軸にしている資格で、認定協会が開催しているコースの受講が必要です。
資格取得後は、認定団体から依頼される仕事や、講師活動などができるようになります。
カリグラフィーのフォントや書き方や使うフォントごとの特徴など、カリグラフィーの基本知識が証明される資格です。
資格取得後は、飾り文字インストラクターとして講師活動が可能です。
カリグラフィーの基礎を網羅しているので、初めて学ぶ方にもおすすめの資格となっています。
受験料 | 10.000円(税込) |
---|---|
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | インターネット |
試験日程は、以下の通りです。
資格検定試験 | 2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月) |
---|---|
申込期間 | 該当月の1ヶ月前の初日から末日まで 例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで |
試験期間 | 該当月の20日から25日の6日間 |
答案提出期限 | 該当月の30日必着(2月のみ28日) |
合格発表 | 翌々月の10日 |
認定試験は2ヶ月に1回の頻度で行われているので、すでに知識を持っている方であれば、自身のタイミングで資格試験に臨めます。
また、資格試験の頻度も高いので、取得に向けた学習計画も立てやすいでしょう。
カリグラフィーを書くための基本知識はもちろん、カリグラフィーの歴史からカリグラフィーを使ったアート作品についてなど、カリグラフィーの幅広い知識が証明されます。
資格取得後は、カリグラフィーデザイナーとしてカルチャースクールなどでの講師活動にも活かせる資格になっています。
カリグラフィーを初めて学ぶ方にもおすすめの資格です。
受験料 | 10,000円(税込) |
---|---|
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | インターネット |
試験の申し込み方法は以下になります。
資格検定試験 | 2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月) |
---|---|
申込期間 | 該当月の1ヶ月前の初日から末日まで 例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで |
試験期間 | 該当月の20日から25日の6日間 |
答案提出期限 | 該当月の30日必着(2月のみ28日) |
合格発表 | 翌々月の10日 |
2ヶ月に1回の頻度で資格試験が行われているので、知識がある方はすぐに試験に挑戦できます。
また、忙しい方でも試験に向けての学習スケジュールが組みやすいでしょう。
2つの通信講座は協会認定の講座で、資格取得にむけたカリキュラムが組まれており、効率的な学習が可能です。
また、初めて学習する人にも分かりやすい内容で、知識だけでなくスキルも身につけられるようになっているため、資格取得を最短で実現可能にしてくれるでしょう。
認定講座では「飾り文字インストラクター」の資格だけでなく「カリグラフィーインストラクター」の資格にも対応しているので、一度の学習で2資格分の学習ができるのもおすすめです。
諒設計アーキテクトラーニングの「カリグラフィーデザイナーW資格取得講座」は、カリグラフィーに関する必要な基礎知識を一通りマスターできるおすすめの資格取得講座です。
カリグラフィーのプロが監修した教材を用意しており、1日30分程度の学習から始められます。
受講中は無制限で専属のスタッフへ質問ができるため、初心者の方でも安心して学びながら、学習ペースなどのアドバイスも受けられます。
基本講座は初期費用を抑えたいという方におすすめです。
対象となる資格 | 飾り文字インストラクター カリグラフィーデザイナー |
---|---|
受講料 | 59,800円 分割3,300円の20回払(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
基本講座は試験対策コースとして、2つの資格試験に対応したカリキュラムで学習可能です。
試験が免除になるスペシャル講座は、基本講座に卒業課題が付属しています。
対象となる資格 | 飾り文字インストラクター カリグラフィーデザイナー |
---|---|
受講料 | 79,800円 分割3,800円の24回払(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
卒業課題を提出してクリアすると、2資格を試験免除で取得できるのがスペシャル講座の特徴です。
すぐに資格を取得したい方や受験に対する不安がある方は、スペシャル講座の受講で確実な資格取得を目指せます。
SARAスクールジャパンのルーン占い資格取得講座は、「飾り文字インストラクター」と「カリグラフィーデザイナー」が対象です。
完全オリジナル教材を使ってカリグラフィーの基礎をしっかり習得できます。
基本コースの内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 飾り文字インストラクター カリグラフィーデザイナー |
---|---|
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
初期費用をなるべく抑えたい人は基本コースを受講し、講座修了後に自分のタイミングで資格試験に挑む方法がおすすめです。
基本コースは、試験は別途申し込む必要があり、受験料もそれぞれ必要になります。
プラチナコースは卒業課題の提出とクリアが基本コースにプラスされ、試験免除で資格取得できます。
対象となる資格 | 飾り文字インストラクター カリグラフィーデザイナー |
---|---|
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
プラチナコースは、卒業課題のクリアで資格を取得できます。
初期費用は基本コースに比べて高くなりますが、受験する必要がないため、最短2ヵ月で2つの資格を取得できるメリットがあります。
試験にプレッシャーを感じてしまう人などにもおすすめのコースです。