「独学」でも試験を受けられる資格もあります。
しかし残念ながら、九星気学資格のテキストは市販されていません。
そのため九星気学に関する本を数多く読み込んで、知識を身につけていなければ合格は難しいでしょう。
本格的に学ぶ前に少し勉強してみたい方や、資格は必要ないという方はコストを抑えられるため独学もおすすめです。
九星気学の本自体はいろいろ販売されているため、初心者の方であればまず入門書から読んでみましょう。
「通信教育」で学べる九星気学資格もあります。
通信教育のメリットは何といっても時間の縛りがないことです。
自分の好きな時間にいつでも勉強ができるため、仕事や家事・育児に忙しい方でも資格取得を目指せます。
また通学してスクールに通うことに比べて安価にできる点もメリットと言えるでしょう。
デメリットは、モチベーションの維持が難しいこと。
通信教育は孤独との戦いです。
続けていけるか心配な方は、添削問題が何度もあるものや質問ができる教材を選ぶとよいでしょう。
最後はプロに学ぶ方法です。
九星気学をしているプロの方で、お弟子さんをとっている方もいるでしょう。
また九星気学の資格取得ができる学校もあります。
実践的な内容を学べるため、ゆくゆくはプロを目指したい方におすすめです。
ただし全国各地にあるわけではないこと、受講料が高額なことなどデメリットもあります。
「日本占い師協会(JFTA)」で取得できるのが「九星気学占術士」資格です。
九星の運行や暦・方位、年盤(本命)・月盤(月命)などが出題され、資格を持っていることで九星気学の基本が身についていることの証明となります。
また九星気学による開運法や運勢の鑑定方法などもできるようになります。
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(消費税込み) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 正答率70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
難易度 | ★☆☆ |
在宅受験が可能なため、資格取得の難易度はそれほど高くありません。
資格取得後は「九星気学占術士」として占い師や講師活動を行えます。
「日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)」では、さまざまな占いの資格を扱っています。
その中で九星気学に関する資格が、「東洋占星術士」資格です。
資格取得で九星気学のみならず東洋の占星術の知識を有していることが認められます。
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(消費税込み) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 正答率70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
難易度 | ★☆☆ |
正答率70%以上で合格と少し難しそうに感じますが、こちらも在宅受験のため難易度は低めです。
通信教育のテキストをしっかり一通りこなしていれば合格できるでしょう。
資格取得後は、「東洋占星術士」としてカルチャースクールの講師や占い師として活動できます。
「九星気学・方位学占い鑑定士」は、「占い教室未来スクール」の通信講座「九星気学・方位学コース」を受講することで認定されます。
受験資格 | 講座受講で資格認定 |
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受験料(消費税込み) | 32,780円(受講料含む) ※認定資格証・送料は別途 |
受験方法 | – |
合格基準 | – |
試験日程 | – |
難易度 | ★☆☆ |
受講後は「九星気学・方位学占い鑑定士」として活動できます。
受講期間は1〜3ヶ月。
電話による指導を2回受けられるため、不明点を直接確認できます。
「日本能力開発推進協会(JADP)」では「九星気学鑑定士」の資格試験を実施しています。
試験は九星気学の成り立ちや、年盤・月盤・日盤等の作り方などから出題されます。
受験資格 | 認定教育機関のカリキュラムを修了した者 |
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受験料(消費税込み) | 5,600円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 正答率70%以上 |
試験日程 | 随時 |
難易度 | ★☆☆ |
資格取得後は、「九星気学鑑定士」として開業や、占い館で活躍の道が開けます。
東京都中央区にある「開運道スクール」では、九星気学コース受講で「開運道カウンセラー」認定証を発行してもらえます。
受講期間 | 3〜6ヶ月 |
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受講回数 | 月3〜4回(1回約1時間半) |
受講費 | 49,500円(税込) |
講師の方に実力を認めてもらった時点で修了です。
その後学習修了書を取得し、卒業試験合格で「開運道カウンセラー」認定証をもらえます。
より深く学び、プロとして活躍していきたい場合はさらに「上級コース」(49,500円)を受講できます。
九星気学コースは受講者数に制限があり、必ず受講できるわけではないため注意が必要です。
翔氣塾では、通学もしくはWEB・通信講座を選択できます。
通学コースは九星気学の基礎を学べる「初級(1日)講座」と「鑑定士コース」の2つです。
「易学鑑定士」の資格取得のためには「鑑定士コース」の受講が必要です。
鑑定士コースは初級講座・中級講座の2つからなります。
受講はフリータイム制で好きな時間に受講できるため、自分のペースで学んでいけます。
受講期間 | 初級講座:およそ6時間 中級講座:およそ40時間 |
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受講費 | 初級講座:36,300円(税込) 中級講座:132,000円(税込)+教材代16,500円 |
初級・中級修了後、スキル確認・免許の許諾申請で京都に本部のある「東洋易学学会」から易学鑑定士の免許が発行(有料)されます。
「諒設計アーキテクトラーニング」は、わかりやすさに定評のある通信教育の会社です。
「諒設計アーキテクトラーニング」でふたつの資格取得ができる講座は「九星気学占術士W資格取得講座」です。
基本講座 | スペシャル講座 | |
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料金 | 59,800円 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
この講座は2つのコースが設定されており、20,000円の差があります。
この差は、卒業課題があるかどうかの違いです。
スペシャル講座ではすべての課題をクリアし最後に卒業課題まで修了すると、「九星気学占術士」と「東洋占星術士」の試験は免除されます。
そのまま資格取得となるため、資格を取ることが目標の方はこちらのコースがおすすめです。
「試験は受けずに勉強だけしてみたい」「費用を抑えて勉強したい」方は基本講座がよいでしょう。
「SARAスクールジャパン」は女性に人気の資格を集めた通信教育の会社です。
中でも「九星気学資格取得講座」は、占いに興味のある女性に特に注目されている講座です。
基本コース | プラチナコース | |
---|---|---|
料金 | 59,800円 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
こちらの講座も「諒設計アーキテクトラーニング」同様に2コース設定されています。
プラチナコースで卒業課題を提出し卒業すると、自動的に2つの資格を取得できます。
2資格の受験にはそれぞれ10,000円ずつ受験料がかかるため、基本コースを受講して試験を2つ受けた場合と価格的には同額です。
受講期間は基本6ヶ月で、最短2ヶ月での取得も可能です。
電話占いやメール占いなど、占い師のもとへ行かなくてもできる占いが増えています。
それにともない副業や家事の合間に在宅で占い師になろうと考える方も増えてきました。
中でも九星気学は日本人になじみ深い人気のある占いです。
九星気学の占い師になるには、プロの占い師に弟子入りする方法や資格を取得し開業、サロンで働くといった方法があります。
九星気学の資格は、通信教育や通学して取得する方法があります。
それぞれメリット・デメリットがあるため、比較検討してからどの資格を取得するか決定しましょう。